[うっかり忘れていたよ] 執事の館・準備委員会に問い合わせてみた結果

ちょうど1カ月前、会社のお昼休みにあらかじめ準備していた質問を、執事の館HPのメールフォームから送信した…その十数分後に届いたメール

差出人：執事の館・準備委員会
件名：ご意見ありがとうございます！
本文：
***お嬢様、いつもありがとうございます。

頂戴したご意見について、時間を掛けてご回答差し上げたく存じます。
実務、運用においても大変参考になりますので、当館としてのポリシーを固めながらご返信差し上げます次第です。

貴重なお昼休みの時間に、お便りをしたためて下さったこと、委員会のメンバー一同、心より感謝申し上げます。

知人より、富山は大変冷え込みが厳しいと伺っております。
お慣れのことかもしれませんが、くれぐれもご自愛くださいませ。
（お熱を出されたら、東海北陸自動車道に馬車を走らせますね。）



…最後になんという気配り！！？　すごくないですか！？(゜д゜)
メールには要件しか書いていなかったのに、私が働いているであろうこと、富山県在住であることに触れている！(フェイスブックには実名登録して、松原さんと“友人”ではあるけど)
過去にほんの数回だけ企業に問い合わせをしたことがあるけど、こんなに気持ちのいい対応は初めてです！


そして回答を気長に待ち続け、3/14にメールが届きました

差出人：執事の館・準備委員会
件名：お問い合わせとご提案をありがとうございました。
本文：
***お嬢様
平素は松原がお世話になっております。

先日フォームよりお寄せ頂きましたご意見とご提案について、いまさらの感はございますが、お返事差し上げたく存じます。

※以下、私の質問と回答を織り交ぜていきます

（1）予約について
以前Twitterの方で「１日に何度でも帰宅できる」とお聞きしたのですが、仮に２回帰宅したい場合、２回(それぞれ)予約することになるのでしょうか？

答：２回のご帰宅を希望される場合は、それぞれ１回ずつの手順を踏んで、ご予約を取って頂く運びとなります。

（2）写真撮影について
執事等スタッフさんの写真撮影はできないとのことですが、テーブルに座る利用者本人の撮影もできないのでしょうか？(室内が写ることの可否)　もちろん、他の利用者が写らないようにしたとしてです。･･･席によると思いますが。

答：お屋敷のなかでは例外無く、お写真の撮影をお断りしたいと考えております。部分的な許可は、撮影対象の確認も難しくなってしまいます…。

（3）お手洗いについて
某執事喫茶を利用した方のレポートを読むと、お手洗いに行くのにも執事の先導がある・と知ったのですが、執事の館ではこのあたりのお話は出ているのでしょうか？
また、汚いお話で申し訳ないのですが、女性用トイレの清掃・汚物入れの扱いについても少々気になります。(「ばぁや」が担当されるのでしょうか？)

答：誘導については現在検討中です。お嬢様に恥をかかせてはなりませんし、その一方で、誘導がなければただのレストランでは？という意見もございます。
女性用のトイレについても、同様です。女性スタッフを常駐させるとなると、それはそれでお嬢様方にいらぬ不安を抱かせかねません…。

（4）外観での撮影について
帰宅した記念に館の入口付近で写真撮影をしたいのですが、スタッフの方にシャッターを押してもらうことは可能でしょうか？また、外観の写真をブログ等で公開しても良いでしょうか？

答：この点については、キャストに余裕があれば喜んで対応差し上げます。ブログ等での公開も、肖像権に掛からない範囲でご自由にどうぞ。

（5）館の鍵について
初めて帰宅したとき、規定の回数帰宅した場合に貰える「館(～の部屋)の鍵」ですが、これはどのような物を想定していらっしゃるんでしょうか？鍵とはいえポイントカードタイプなのか、それともアンティーク調(レプリカ)の「鍵」の形をしたものなのか。

答：本当の鍵の形であることが理想ですが、個人情報の記録方法が課題でございます。カードでは味気ないですよね…。

【提案】
（1）回数に応じたサービス・特典について
１度帰宅されただけでも(希望者のみ)]or[ある回数帰宅された場合]に毎年･年賀状を貰えるというのはどうでしょう？

答：お屋敷の運用に余裕があれば、いずれも取組む価値のあることと考えます。
しかし、現在予定している集客キャパシティを考えると、１年を通じてご帰宅されるお嬢様が、１万人を超えることは容易に想像できます。ハガキを送るだけで５０万円もの出費…。慎重に検討せねばなりません。

（2）誕生日のお祝いについて
誕生日だけでなく結婚記念日など、他の記念日にもお祝いはできないでしょうか？(予約時に明記する項目があったり)　個人的に、結婚記念日のお祝いができたらいいなと思ったので。

答：なるべくそのようなご期待に沿いたいのですが、前述の通り、１日あたり数回のお祝いイベントが発生してしまいますと、その都度キャストが拘束されてしまいます。毎日がお嬢様の記念日ということで、ご理解を頂ければ幸いです。

（3）料理の内容等のメモについて
帰宅したその日に食べた料理・デザート・紅茶・使ったティーセットの名前等、希望者にはメモのような物を用意してはどうでしょう？
個人的には後にブログでレポートしたり、思い出とするために残しておきたいんです。(メモにはその日担当した執事・フットマンの名前が書いてあると尚良いかと)

答：これも運用上の余裕があれば…の話になります。
業務フローを徹底的に絞るために、紙媒体での伝票ではなく、iPadとデータベースを組み合わせたPOSシステムを実装致しますので、メモを作成し、お嬢様の人数分ご用意する手間は非常に大きくなるかと…。
むしろお嬢様ご自身がメモを持ち、執事とのコミュニケーションをお楽しみになる契機として頂くほうが宜しいのではないかと考えております。

以上、乱文にて失礼致しました。
お嬢様のご期待に沿えますよう、さらなる精進をお約束致します。



…とのことです！
知識がないので「なるほど！そういう問題があるのか！」と気づかされることが多々ありました。
こんなアホみたいな質問ばかりする私にも丁寧な対応をしてくださる代表に感謝。
期待しつつ、のんびり・気長に完成を待ちましょう♪


ご帰宅を検討されているお嬢様・奥様・旦那様・坊ちゃんのお役にたてたでしょうか？