副流煙の害について考えてください。

祖母はヘビースモーカーだった祖父(他界)と長い間同じ部屋に居ました。
そして、副流煙を吸い続けたせいで肺がボロボロになり、1/4しか機能していません。

普通の人なら、ダンプカーに胸を潰されたような･辛い状態だそうです。
医師は「この病院に入院している･危篤状態の患者の誰よりも重い症状だ」と言ったそうです。
※言われた後も普通に生存してましたょ

祖母の場合は長い時間をかけてボロボロになったせいもあり、ここ数年も･ゆっくりではあるけど歩くことができていました。


この話を父に聞いたとき、あらためて副流煙の害に恐怖を覚えました。
近年･喫煙者の肩身が狭くなっていますが、喫煙者の皆さんはこれを期に禁煙してみてはどうでしょう？
禁煙は大変かもしれませんが、本人以上に周囲の人が、家族が、子ども達が、多くの害を受けています。



少し話がズレますが、祖母は数年前から皮膚ガンを患い、放射線治療･患部の切除をしても
悪化する一方で、今年になって寝たきり状態になってしまいました。
さらに、最近になって父から聞いたんですが、どうやら大きな動脈瘤もあったそうです。

それでも、入退院を繰り返しつつも、軽いボケはありましたが･･･本当に、つい最近まで自分のことは自分でやっていました。
食事も、信じられないほど沢山食べていました。


身体的に、とても強い人です。

しかも･我が強く、「ごめん」なんて1回も聞いたことがありません。
私が生まれたときから同居してましたが、絶対自分の非を認めません。
その反面、(本人に自覚はありませんが)とてもユニークな行動をして、家族を笑わせることがあります。(病室脱走事件ｗ)


正直･うっとおしいと考えてしまったことも多々あります。
でも、次第に弱り、自力で歩けなくなり、手足が骨と皮だけのようになった祖母を見て、とても気の毒になりました。



お医者さんに「今日･明日にでも･･･」と言われてから１週間が過ぎました。

点滴で栄養を入れたくても、その全てがガン細胞に吸収されてしまうため、水分しか摂取していませんでした。


手の施しようのない上、水分しか摂ってないんですよ。


（ここまで読んで、だいたいの人が気づいていると思いますが･･･）

そんな状態が17日間続き、9月6日午前9時頃　祖母は亡くなりました。
享年92　病気がキッカケとはいえ、天寿を全うしたのではないでしょうか？


大きな悲しみがありますが、それと同じくらいポジティブな気持ちもあります。

祖母は病気の苦しみから解放され、先に他界した祖父と再会し
介護などで自分の時間が少なかった私の両親の心も開放され
狭い部屋に居候していた姉一家は新しい家が決まりました。

今年は転機の年なのかもしれない。

まだ悲しいけど、ポジティブにいこう･自分！


暗くて長い話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
次から明るい話題に戻る予定ｗ